阪神JF

阪神JF、キャリアの浅い2歳戦に、確たるデータ論を述べるのは無理な話。まして気難しい牝馬戦。素材を見抜けるかどうか。まだ脚質も距離適性も分からないこの時期、展開も分かりにくいし、素直に時計だけを追ってみます。

 

◎は⑮ディアマイベイビー。阪神JFは知っての通り阪神マイル。同馬は未勝利戦で阪神マイルを1336で勝利。このタイムは例年の阪神JFの優勝タイムを大きく上回るもの。実際過去10年振り返っても、このタイムより早いのは、後にダービー馬になったウオッカの1331のみ。しかもこのタイムは自ら逃げて叩き出したタイムだけに、より評価は高い。川田も『馬が頭を上げるまで行かせる』と先行策を臭わせる発言。この馬は出遅れた新馬戦とファンタジーSだけ連対を外しただけ。すんなり先行できれば勝ち負け出来る素材と見た。

○▲△は物差しを使用。順番が逆になりますが、△に前売り1番人気⑥コレクターアイテム。この馬と比べて○▲を決めました。○に①ローブティサージュ。血統的には本格化は1年以上後か。しかし4ヵ月休養明けの距離不足のファンタジーSを連対した事は大きい。スプリンター色の濃いかったファンタジーだけに尚評価大。調教も栗東坂路で、コレクターアイテムを楽に上回る手応え。レースセンスとかは無視に、状態だけならこちらが上。▲は枠順差で⑱アユサン。阪神マイルは内に濾したことはないですから。それでも大外の同馬、コレクターアイテムより評価を上にした理由はあり。前走アルテミスSの優勝馬且つ6番という理想的な枠のコレクターアイテムを選ぶのが普通だが、最内枠から理想的に運んで抜け出した今回1番人気のコレクターアイテムより、出遅れて後手に回り、4角大外に回す距離ロスがありながら、コンマ1秒差まで詰め寄ったアユサンの方が狙い目やと思います。コース取りが最後のコンマ1秒差故に、丸山の運び

方次第で逆転の可能性有りです。

③サウンドリアーナはデイリー杯7着。コレクターアイテムが4着というところから、コレクターアイテムより評価下故に消し。それより⑧サンブルエミューズ。前走芙蓉Sを出遅れながら牡馬相手に勝利した事を評価。栗東に入厩も気になる点。

馬券は①⑮⑱のBOXと3連単⑮①─⑥⑧⑱と①⑮─⑥⑧⑱で勝負します。