ヴィクトリアマイル

現役最強牝馬が揃ったヴィクトリアマイル。ジェンティルの不参戦は仕方ないが、それでも人気割れする豪華メンバー。

先行、差し、晴雨両刀のヴィルシーナが不動の軸で間違いないと思いますが、エリザベスでレインボーダリアに差されたのも事実。確かに断続的に降った雨の影響もあったが、ヴィルシーナも苦にするタイプではない。崩れない反面、GIでは決め手がない。しかし、昨年一年間で負かされたのは、ジェンティルとレインボーダリアの2頭のみ。馬券の対照からは外せません。ゴールドシップ、エイシントップ、そして今回おそらく1番人気ヴィルシーナ。3週連続1番人気騎乗の内田。2度ある事は3度あるのか、3度目の正直か、当てに行くのではなく、勝負しに行こうと思います。

◎はハナズゴール。決め手だけならメンバー1。特にSで流れた時の脚色はジェンティルにも負けない程。上がり3Fがレースの上がりを1秒以上上回れる決め手持つ馬は、そうそう居ません。逆にヴィルシーナを捕まえる為には、これ位の決め手がなければ届きません。ハナズゴールは23着が1度もない馬。爆発か不発か2分の1。浜中が馬群を捌けるかどうか、単で勝負します。

○は普通に買えばヴィルシーナ。しかし、マークのキツイ今回、もっと好配当狙いで、おそらくヴィルシーナのすぐ近くでレースを運ぶであろうドナウブルー。昨年2着、マイルCS3着の実力馬。早仕掛けのウィリアムズがヴィルシーナを楽に行かせるはずがありません。

▲はヴィルシーナ、ドナウブルーが削り合いをした時の、もう1頭の切れ馬イチオクノホシ。右回りは未勝利ながらも、左回りは2121。阪神牝馬Sも、上手く立ち回ったサウンドオブハートより、414番手から一気に首差まで迫ったこちらの方が内容は上。

△は牡馬GI馬に揉まれ、マイラーズCでコンマ3秒差のレインボーダリア。そして、重賞未勝利ながらも、決め手はメンバー屈指のアロマティコ。秋華賞の時も3番手評価にしましたが、今回は左回り未経験と言うことと、枠順、屋根の差から、イチオクノホシとは印が逆になりました。

最後、特注★に、マイル100%連対、昨年の優勝馬ホエールキャプチャの一変に一票投じてみます。

馬券は馬単ハナズゴールからと、馬連ヴィルシーナからの2枚に分けてみようかと思います。マイネイサベルは雨の心配より極端な枠順で消し、サウンドオブハートはイチオクノホシより上の着順はないと予想し消し、ジョワドヴィーヴルが来たら仕方なしで行きます。